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2026.06.03

ダクトの保温はなぜ必要?保温材の種類や施工を効率化するポイントを解説

ダクトの保温は、空調設備の性能を安定させるために欠かせない工事の一つです。

ダクトを通る空気の温度、設置場所、周囲の湿度、屋内・屋外の違いなどに応じて、適切な保温仕様を選ぶ必要があります。

この記事では、ダクトに保温が必要な理由や保温材の種類、施工を効率化させるポイントを詳しく解説します。

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ダクトに保温が必要な理由

ダクトの保温は、結露対策だけでなく、空調効率の維持やダクト本体の劣化防止にも関わる重要な工事です。

空調用のダクトを保温する主な理由は、次の通りです。

  • 結露を防止するため
  • 熱損失・熱侵入を防ぐため
  • ダクトの耐久性を維持するため

ここからは、それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

結露を防止するため

ダクトに保温が必要な理由の一つが、結露の防止です。

冷房時のダクトには冷たい空気が流れるため、条件によってはダクトの表面温度が周囲の空気より低くなります。

特に、未空調の湿った空気が冷水・冷風ダクトに触れて局所的に冷やされる場所では、ダクト表面に水滴が発生しやすくなります。

結露を放置すると、水滴が天井材や壁材に落ちたり、カビの原因になったりするおそれがあるのです。

また、保温材の中に湿気が入り込むと、保温材の劣化を招き、保温性能が落ちてしまうこともあります。

そのため、ダクトには設置場所や使用条件に合わせて、適切な種類と厚みの保温材を選定・施工することが重要です。

湿気が多い場所では、保温材だけでなく、防湿層や外装材の処理まで含めて検討する必要があります。

熱損失・熱侵入を防ぐため

ダクトの保温は、ダクト内を流れる空気の温度をできるだけ変えないためにも必要です。

保温されていないダクトの場合、冷房時には周囲の熱がダクト内に入り込み、送風中の冷気の温度が上がりやすくなります。

反対に暖房時には、温めた空気の熱がダクトの外へ逃げてしまうのです。

このような熱損失や熱侵入が起こると、吹出口から出る空気の温度が設計通りにならず、室内の温度ムラや空調効率の低下につながります。

その結果、空調機に余計な負荷がかかり、電気代が増える原因にもなります。

ダクトを適切に保温することで、空調機でつくった冷気や暖気を効率よく室内まで届けることが可能です。

省エネを重視する建物や、ダクト経路が長い現場では、特に重要なポイントです。

ダクトの耐久性を維持するため

保温は、ダクトを長く使うためにも重要です。

結露によってダクト表面や保温材の内部に水分が残ると、金属製ダクトでは錆びや腐食が進みやすくなります。

特に、湿気が多い場所や屋外に近い場所では、保温材の継ぎ目や外装材のすき間から水分が入り込まないようにしましょう。

また、厨房や工場などで高温の空気を扱う場合は、ダクト表面が熱くなりすぎないよう、用途に合った保温材を選ぶ必要があります。

不燃性や耐熱性が求められる場所では、ロックウールなどの耐熱性に優れた材料が使用されます。

ただし、必要な性能や製品仕様は、用途・設置場所・法令上求められる条件・施工方法によって異なります。

そのため、認定内容や設計条件を確認したうえで選定しましょう。

ダクトで保温が必要になるケース

ダクトは、すべてを同じ保温仕様にすればよいわけではありません。

ダクトの用途、設置場所、周囲の温度や湿度によって、保温の必要性や保温材の種類、厚みが変わります。

保温が必要になるケースは、次の通りです。

  • 冷房用ダクトとして使用する場合
  • 外気を取り込むダクトの場合
  • 屋外に設置する場合
  • 厨房まわりのダクトで温度差が発生する場合
  • 高湿度環境で使用する場合
  • 高温の排気を扱う場合

以下からは、それぞれのケースについて詳しく見ていきましょう。

私たち山陰設備工業株式会社は、ダクト製品の販売も行っています。

プロ向けに、用途に応じた製品提案にも対応可能です。

ダクト製品選びにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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冷房用ダクトとして使用する場合

冷房用のダクトは、内部に冷たい空気が流れるため、保温が必要になる代表的なケースです。

特に給気ダクトのように冷風を室内へ送るダクトでは、ダクト表面と周囲の空気に温度差が生まれます。

周囲の湿度が高いと、ダクト表面に水滴が付き、天井材のシミやカビ、金属部分の腐食につながるおそれがあります。

そのため、冷房用ダクトでは、適切な厚みの保温材を施工することが重要です。

また、保温材を巻くだけでなく、継ぎ目やフランジまわりから湿気が入り込まないよう、防湿テープなどで丁寧に処理する必要があります。

外気を取り込むダクトの場合

外気導入ダクトは、夏は高温多湿の外気、冬は冷たい外気の影響を受けます。

そのため、ダクト内外の温度差が大きくなりやすく、結露が発生しやすい箇所です。

たとえば、冬場に冷たい外気がダクト内を通ると、室内側の暖かい空気との温度差によって、室内側のダクト表面に結露が起こる場合があります。

反対に、夏場は湿った空気が冷えたダクト表面に触れることで、結露が発生することもあります。

外気を扱うダクトを取り付ける場合、設置場所や運転条件を確認したうえで、保温材の厚み、防湿層、継ぎ目処理まで含めて仕様を検討しましょう。

屋外に設置する場合

屋外に設置するダクトは、屋内よりも厳しい環境にさらされます。

外気温の変化に加えて、雨水、紫外線、風、砂ぼこりなどの影響を受けるため、保温材を巻くだけでは十分とはいえません。

保温材に水が入り込むと、断熱性能が低下したり、ダクト本体の腐食につながったりするおそれがあります。

そのため、屋外ダクトでは、保温材の上から金属板で覆うラッキングなどの外装保護が重要です。

ステンレス鋼板やガルバリウム鋼板など、現場環境に合った外装材を選び、雨水が入りにくいように継ぎ目や端部を処理します。

屋外ダクトでは、ステンレス鋼板やガルバリウム鋼板のほか、さらに耐食性が重視される現場では高耐食性めっき鋼板が使われることもあります。

屋外で長く安定して使うためには、「保温材を施工すること」と「保温材を守ること」の両方を考えてみましょう。

厨房まわりのダクトで温度差が発生する場合

厨房まわりのダクトは、温度差や湿気の影響を受けやすい場所です。

厨房には、排気ダクト、給気ダクト、外気導入ダクト、補給空気用ダクトなど、複数の系統のダクトが設置されることがあります。

高温の空気、湿気を含んだ空気、冷たい空調空気などが混在しやすいため、ダクトごとに保温の必要性を判断することが大切です。

特に厨房排気ダクトは、油煙や火災リスクにも配慮し、関係法令や告示、所轄消防の指導、現場ごとの設計条件に合った仕様を確認する必要があります。

冷たい空気を流すダクトでは結露対策が必要になり、高温の空気を扱うダクトでは、ダクト表面温度の上昇や周囲への熱影響に注意が必要です。

厨房は衛生面にも配慮が必要なため、結露による水滴やカビを防ぐことも重要です。

厨房ダクトでは、用途に応じて保温材の種類や厚みを選び、防湿性・耐熱性・不燃性などの条件を確認しながら仕様を決めましょう。

高湿度環境で使用する場合

地下室、機械室、温浴施設、食品工場などの場所は、湿度が高くなりやすいため、保温が必要になるケースがあります。

湿度が高い環境では、少しの温度差でも結露が起こりやすくなります。

特に、冷房用ダクトや外気導入ダクトでは、保温が不十分だと水滴の発生、天井材の汚れ、カビ、腐食などにつながるおそれがあります。

このような場所では、通常の屋内よりも防湿処理が重要です。

保温材の厚みだけで判断するのではなく、継ぎ目、端部、フランジ、支持金物まわりまで湿気が入り込まないように施工する必要があります。

高湿度環境でダクトを使用する場合は、設計段階から保温仕様を確認し、必要に応じて防湿性の高い保温材や外装材を選定しましょう。

高温の排気を扱う場合

産業用の高温排気ダクトでは、結露防止ではなく、やけど防止や周囲への熱影響を抑える目的で断熱処理を行う場合があります。

高温の空気がダクト内を流れると、ダクト表面の温度が上がり、作業者が触れた際の危険や、周囲の空調負荷の増加につながるおそれがあります。

そのため、高温排気を扱うダクトでは、使用温度や設置場所、周囲の作業環境に応じて、断熱材や外装材の仕様を検討することが大切です。

ダクトで使われる保温材の種類

ダクトの保温材は、単に「断熱できる材料」を選ぶのではなく、結露を防ぎたいのか、熱に強い材料が必要なのか、施工しやすさを重視するのかによって、適した保温材は変わります。

代表的な保温材の種類は、次の通りです。

  • グラスウール
  • ロックウール
  • 発泡ゴム系保温材

ここからは、各保温材の特徴を詳しく見ていきましょう。

グラスウール

グラスウールは、空調ダクトの保温材として広く使われている材料です。

ガラスを細い繊維状にしたもので、軽くて扱いやすく、断熱性や吸音性にも優れています。

一般的な空調用のダクトでは、グラスウールをアルミ箔付きの保温材として使用することが多く、冷暖房ダクトの熱損失や熱侵入を抑える目的で採用されます。

グラスウールの主な特徴は、次の表の通りです。

項目 特徴
断熱性 ダクト内の冷気や暖気の温度変化を抑えやすい
吸音性 ダクトまわりの音をやわらげる効果が期待できる
不燃性 ガラスを原料とした無機質材料で、製品によっては不燃材料として扱われる
施工性 軽量で加工しやすく、広い範囲のダクトに使いやすい
コスト 比較的採用しやすく、一般的な空調ダクトで選ばれやすい

グラスウールは、事務所、店舗、工場、公共施設など、幅広い建物の空調ダクトで使いやすい保温材です。

ただし、湿気が入り込むと断熱性能が低下する場合があるため、継ぎ目や端部の防湿処理を丁寧に行う必要があります。

ロックウール

ロックウールは、耐熱性や不燃性を重視する場所で使われやすい保温・断熱材です。

岩石などを高温で溶かして繊維状にした鉱物系の材料で、熱に強く、火災時の安全性が求められる現場で使用されることがあります。

ダクトでは、厨房排気ダクト、高温の排気を扱うダクト、火気に近い場所、防火上の配慮が必要な場所などで使用されることがあります。

ロックウールの主な特徴は、次の表の通りです。

項目 特徴
耐熱性 高温環境でも使いやすく、熱の影響を受けにくい
不燃性 製品仕様や認定内容によっては、防火性を求める場所で選ばれやすい
断熱性 ダクト表面の温度上昇や熱損失を抑えやすい
吸音性 ダクトの騒音対策にも役立つ場合がある
主な用途 厨房、工場、高温排気、防火上の配慮が必要な場所

ロックウールは、一般的な空調用だけでなく、熱や火への配慮が必要なダクトに適した材料です。

一方で、グラスウールよりコストが高くなる場合があるため、すべてのダクトに一律で使うのではなく、必要な場所を見極めて選定することが大切です。

また、用途や設備条件、必要な防火性能を満たしているかも確認しましょう。

発泡ゴム系保温材

発泡ゴム系保温材は、結露対策や防湿性が必要な場合に使用される材料です。

細かな気泡を持つゴム系の保温材で、柔らかく、ダクトの形状に合わせて施工しやすい特徴があります。

特に、冷たい空気が流れるダクトや、湿気が多い場所に設置されるダクトでは、保温材の中に湿気が入らないようにすることが重要です。

発泡ゴム系保温材は防湿性に優れているため、結露を抑えたい現場で使われやすい材料です。

発泡ゴム系保温材の主な特徴は、次の通りです。

項目 特徴
防湿性 湿気が入り込みにくく、結露対策に向いている
柔軟性 曲がりや凹凸に合わせやすく、施工しやすい
断熱性 ダクト内の冷気や暖気の温度変化を抑えやすい
衛生面 繊維の飛散が少なく、清潔さを求める場所でも選択肢になりやすい
主な用途 高湿度環境、結露しやすいダクト、食品工場など清潔性が求められる環境

使用できる温度範囲や不燃性、防火区画まわりでの扱いは製品によって異なるため、メーカーの仕様書や認定内容を確認しましょう。

ダクトに使用する場合は、板状・シート状の製品があるか、接着や継ぎ目処理がしやすいか、現場の防火条件に合っているかを確認して選ぶ必要があります。

ダクト保温でよくある施工不良

ダクトの保温は、保温材の種類だけでなく、施工の仕上がりによって性能が変わります。

特に、継ぎ目や端部、フランジ、吊り金具まわり、屋外の外装部分は不具合が起こりやすい箇所です。

ダクト保温でよくある施工不良は、次の通りです。

  • 保温材のすき間による結露
  • 防湿層の破れ
  • フランジ・吊り金具周辺の熱橋
  • 屋外施工での劣化・雨水侵入

以下からは、それぞれのケースについて詳しく見ていきましょう。

保温材のすき間による結露

保温材の継ぎ目や端部にすき間があると、その部分から湿気や外気が入り込み、結露が発生しやすくなります。

ダクトは、四隅、フランジ、エルボ、分岐部分など、保温材をきれいに納めるのが難しい箇所が多い形状です。

特に部や接続部にすき間が残ると、そこだけ表面温度が下がり、水滴が発生する原因になります。

結露を防ぐためには、保温材をすき間なく密着させることが基本です。

継ぎ目は専用テープや接着剤でしっかり処理し、必要に応じて防湿層を重ねて施工します。

見た目には小さなすき間でも、冷房運転時や湿度の高い場所では結露トラブルにつながるおそれがあります。

そのため、部やフランジまわりは特に丁寧な確認が必要です。

防湿層の破れ

防湿層とは、保温材の内部に湿気が入り込まないようにするための層です。

アルミ箔付きの保温材やフィルム、専用テープなどで処理されることが多く、結露対策において重要な役割を持ちます。

施工中に防湿層が破れたり、テープの貼り方が不十分だったりすると、そこから水蒸気が入り込むのです。

湿気を含んだ保温材は断熱性能が落ちやすく、内部で結露や腐食が進む原因になります。

防湿層の施工では、次の点を確認することが大切です。

確認箇所 注意点
継ぎ目 テープの浮きや貼り残しがないか確認する
折り込み部分に破れやすき間がないようにする
フランジまわり 凹凸に合わせて防湿層を連続させる
補修箇所 破れた部分は補修テープなどで確実にふさぐ
貫通部・端部 湿気が入りやすいため、端まで丁寧に処理する

防湿層は、施工後に見えにくくなる部分です。

仕上げ前の段階で破れやすき間を確認しておくことが、手戻り防止につながります。

フランジ・吊り金具周辺の熱橋

熱橋とは、金属部分などを通じて熱が伝わりやすくなっている部分のことです。

保温材でしっかり覆われていない箇所があると、そこだけ温度差が大きくなり、結露や熱損失の原因になります。

ダクトでは、フランジ部が出っ張っていたり、吊り金具がダクトを支えていたりするため、保温材を単純に巻くだけではすき間ができることがあるのです。

特に冷房用ダクトの場合、フランジや吊り金具まわりに水滴が出るケースもあります。

対策としては、次の方法が挙げられます。

  • フランジの形状に合わせて保温材を重ねる・納める
  • 吊り金具まわりを切り欠いたままにせず、必要に応じて補修材や断熱材で処理する
  • 現場条件に合う補修材や断熱材で細部を補う

フランジや支持部は、保温工事の中でも仕上がりに差が出やすい部分です。

ダクト本体だけでなく、接続部や支持部まで一体で保温しましょう。

屋外施工での劣化・雨水侵入

屋外のダクトは、雨、風、紫外線、気温差などの影響を受けます。

保温材がむき出しの状態だったり、外装材の継ぎ目や端部の処理が不十分だったりすると、雨水が入り込み、保温性能の低下やダクト本体の腐食につながります。

屋外施工では、保温材の上から金属板などで覆うラッキングを行い、雨水が入りにくい状態にすることが大切です。

特に、上面の継ぎ目、端部、曲がり部分、壁貫通部は水が入りやすいため、防水処理を丁寧に行う必要があります。

屋外ダクトで確認しておきたい主なポイントは、次の通りです。

確認箇所 注意点
ラッキングの継ぎ目 雨水が入りにくい向き・重ねで施工されているか
端部処理 端から水が入り込まないようにふさがれているか
壁貫通部 建物側との取り合いにすき間がないか
外装材の破損 へこみ、割れ、浮き、腐食などがないか
点検性 劣化や雨水侵入を後から確認できる状態か

屋外の保温は、断熱性能だけでなく、保温材を雨や紫外線から守ることまで含めて考える必要があります。

施工後も定期的に外装材の破損やシーリングの劣化を確認すると、トラブルの予防につながります。

施工を効率化させるなら、保温付きダクトがおすすめ

ダクトの保温工事では、現場で保温材を切る、巻く、貼る、継ぎ目を処理する、といった作業が発生します。

特に天井裏や高所、狭い場所での施工では、作業に時間がかかりやすく、仕上がりにも差が出やすくなります。

こうした現場の負担を減らしたい場合は、保温付きダクトの使用がおすすめです。

保温付きダクトとは、ダクト本体に保温材をあらかじめ組み合わせた製品のことです。

現場での保温巻き作業を減らせるため、工期短縮や品質の安定につながります。

保温付きダクトを使用する主なメリットは、次の通りです。

  • 現場施工の負担軽減につながる
  • 保温品質を均一化しやすい

以下からは、それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

私たち山陰設備工業株式会社はプロ向けにダクト製品を直接販売しています。

用途に応じた製品提案も可能ですので、お気軽にご相談ください。

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現場施工の負担軽減につながる

通常のダクトでは、ダクトを取り付けたあとに保温材を巻く工程が必要になる場合があります。

施工場所が天井内や高所の場合、無理な作業姿勢になりやすく、作業時間も長くなりがちです。

また、脚立や足場を使う作業が増えるため、安全面にも配慮が必要です。

あらかじめ保温材を組み合わせたダクトであれば、現場での作業量を抑えやすくなります。

保温工事にかかる人員や作業時間を減らせるため、工期短縮や現場管理の負担軽減にもつながります。

特に、次のような現場では保温付きダクトの効果を感じやすくなります。

現場条件 期待できる効果
天井裏や狭い場所での施工 保温材を巻く作業を減らし、作業しやすくなる
高所での施工 足場上での細かな保温作業を減らせる
工期が限られている現場 ダクト取付後の保温工程を短縮しやすい
施工範囲が広い現場 保温作業の手間を全体的に削減しやすい
人員を抑えたい現場 現場作業の省力化につながる

ダクト本体の製造・施工と保温仕様をまとめて検討できるため、事前の段取りもしやすくなります。

保温品質を均一化しやすい

現場で保温材を巻く場合、作業者の技量、作業スペース、天候、足場条件などによって仕上がりに差が出ることがあります。

特に、ダクトの四隅、フランジ、継ぎ目、端部などはすき間や防湿層の破損が起こりやすい部分です。

保温付きダクトであれば、工場や事前加工の段階で保温材の納まりを整えやすく、厚みや貼り合わせのばらつきを抑えやすくなります。

現場で一つずつ巻くよりも、保温材の継ぎ目や端部処理を管理しやすいため、結露リスクの低減にもつながります。

保温品質を安定させるうえで重要なポイントは、次の通りです。

確認ポイント 内容
保温材の厚み 必要な断熱性能を満たしているか
継ぎ目処理 すき間や浮きが出にくい納まりになっているか
防湿処理 湿気が入り込みにくい仕様になっているか
フランジまわり 熱橋や結露が起こりにくい処理ができているか
現場接続部 搬入後の接続部分まで保温が連続しているか

保温付きダクトを採用する場合でも、現場での接続部や端部の処理は必要です。

施工後は、保温材にすき間や途切れがなく、ダクト全体をしっかり覆えているか確認しましょう。

保温付きダクトの購入なら山陰設備工業まで!

ダクトの保温工事は、結露や劣化を防ぎ、空調設備を安定して稼働させるために欠かせません。

保温材は設置場所に合った種類を選び、継ぎ目や金具まわりまで丁寧に施工することが重要です。

施工を効率化したい場合は、保温付きダクトの採用が工期短縮にも役立ちます。

私たち山陰設備工業では、ダクトをはじめとしたダクト製品の製造・施工に対応しています。

自社工場で製造したダクト製品の販売に加え、現場条件に合わせた仕様のご相談も可能です。

ぜひ取り扱い製品をご覧いただき、お気軽にお問い合わせください。

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